【ボランティア養成講座】

【養成講座内容】


困難の中にあって苦しんでいる人を訪問し「傾聴」によって全人的なケアをめざすことは、ボランティアといっても誰にでもすぐにできるわけではありません。それには、しっかりとした基盤の上にたった、系統的な教育と訓練を受ける必要があります。

日本傾聴塾は、講義、演習、実習、振り返りからなる48時間(8時間×6回)の養成講座を開いています。 そして、その講座の修了生が、傾聴ボランティアとして活動をしているのです。 また、会員は月に1回の研究会、年に1~2回の一日研修会で継続した研修を行っています。

【養成講座風景】


【2019年度 受講者の感想】

今回、全講座と実習を終えて、本当に濃くて学びのある、あっという間の1か月だったなと感じています。 最初は、どんなことをどのようにして学ぶのか何も知らず、少し不安もありました。 しかし、毎回講座の後に実習があったので、学んだことをすぐに実践することで知識の理解が深まるのを 感じることができました。実習の後に書く会話記録は、援助ができたかどうかをふり返るよい機会になり、 毎回講師から頂くコメントを読むことで、次回の実習に向けて何を意識すればいいのか考えることができて、 その結果、さらに理解を深めることができました。おかげで、この1か月で傾聴に対しての考え方が大きく変わったと実感しています。(中略)
傾聴を学ぶにあたって「人とは」ということを深く考えるきっかけもこの講座にはたくさんありました。 傾聴を深く知るには、必然的に人とは何か、ということを考えることにつながり、人として生きることの難しさや、 人と関わることの素晴らしさをこの講座を通して考えることができました。 講座を終え、やっとスタートラインに立てたくらいかな、と思うのでこれからも謙虚に学び続けながら、傾聴を深めていきたいと思っています。(20代 女性)

受講前は傾聴を簡単に考えていたことから、いざ講義、実践が始まると、その難しさ、奥深さに戸惑うところから始まりました。 特に、初日の午後からもう実践という流れには、だいぶ面食らいました。 ただ今にして思えば、やはり実践していく中でしか感じられない、気づけないことの方が多いと思うので、 それも必要な経験であったと感じます。探り探り、恐る恐るの実践ではありましたが、座学と実践の繰り返しはやはり効果的なんだなと感じました。 傾聴を知れば知るほど、この知見はもっと世に広まるべきものだと思うようになりました。 自分の想いや考え、苦しみを真剣に話す、聴いてもらう、という機会はそうあるものではないと思うので、 傾聴というものがもっと世に広まる一端を担えればとても価値ある行動だと思っています。(40代 男性)

養成講座で傾聴を理論的に学んだことで、本来の傾聴の意味を知りました。「苦しみを聴くからこそ援助になる」のですから、 今までの私は聴いたつもりになっていただけだったのでしょう。 聴いていたのではなく聞いていた、もしくは訊いていたのかもしれません。 講座や実習を終えた後、毎回、帰宅途中に自分自身と向き合っていたように思います。 私が考えていたことや感じていたことを「こうだったから理解できなかったのかな」「やっぱりあれで良かったのかな」などと 自分自身を振り返り、私の良い所、悪い所も見えてきたように感じています。(50代 女性)

6日間の養成講座で自分が何か変わったのかを振り返ってみる。一番大きく変わったことは、「傾聴には力がある」ということを実感できたこと。 そこに向かって進みたいと思うようになったことである。 養成講座を受講した時は「傾聴」とは支援者がその人の抱えている問題を解決するために色々な施策(アドバイス等)を行う。 その施策のベースとして、その方の気持ちや伝えたいことを理解するために聴く技術として必要であるという感じに捉えていた。 要するに「傾聴」は主役ではないと思っていた。しかし、6日間の講義、を通して、「傾聴」には“力”があり、傾聴を行うことは、 それだけで援助になるということを繰り返し教えていただき、そのことが自分の中で納得でき、「聴くことは それだけで 援助になる」 ということを実感できるように変わってきた。(60代 男性)

【2018年度 受講者の感想】

傾聴ボランティアがどのようなものであるか、どのようにお話をお聴きするのかを、 自ら体験できたことは私にとって、とても大切なもの、良い経験になりました。 それだけではなく、傾聴ボランティア養成講座終了後は、自分もまだまだ成長できる、 変わることが出来るのだなと思うことができました。傾聴の技術を使い 、傾聴ボランティア先で初対面の方と1時間も会話することが自分にも出来るのだとわかったことが大きかったです。(30代 男性)

日常生活の中では相手や目的に応じて様々なきき方をしなければならない。そこに、 今回傾聴という聴き方を加えることができたのは、ボランティアとしての活動を除いて考えてみても、 とても有効であると感じている。(40代 女性)

聴くとは何か。耳と、目と、心を分け隔てなく一つにして聴く事であることが実習を通して理解できた。 今まで私は、全てがばらばらで、目は相手を見ていても、耳は声を聞いていても、心が違う方に向かっていたりしていた。 だから、外から見ると一見傾聴している姿に見えるが、内側からみると傾聴していなかった。 傾聴を学んだ今、純粋に傾聴だけで関係性が築けること、傾聴の援助の力を僅かながら実感することができた。(40代 女性)

今回の講習の冒頭で「聴くことはそれだけで援助になる」と教えていただきました。わたしの中では、シンプルで良いと思う反面、 それだけですかという心配の気持ちがありました。また、言葉にすると簡単に思いますが、行動にすると難しさがあることを知りました。 聴くこと、そのためには技術が必要です。(50代 男性)

「聴く」ということは安易な気持ちでは援助にならないし、覚悟がいるということを学ばせて頂きました。 相手が信頼して話せると思えることが援助になる聴き方になり、それには単に人間性という事ではなく 技術が必要であることがわかりました。
この講座では単に聴くということを学んだというだけでなく人と人との関わり方、 人としての生き方についても学ばせていただいたと思います。(60代 女性)

「聴くことは それだけで 援助になる」 傾聴の思想と言われても・・・ 「聴くことで 援助する人」 聴く人として現れてと言われても・・・ ちんぷんかんぷんの頭の中、でも何かが近づいている感触がある。届けられる言葉に重量感がある。 傾聴の在りよう、人間の関係性の在りよう。価値ある時間の扉が開かれた。 (中略)
「会員は月1回の研修会で継続した研修を行っている。」というところに誠実さと謙虚さを求められていると感じた。 自分自身の在りようにも、我が人生にも求めたい。(60代 女性)

※このホームページに掲載の傾聴ボランティア養成講座のみが日本傾聴塾の養成講座です。
それ以外の養成講座は「傾聴塾」とは関係がありません。